2024年12月24日 更新
星海社FICTIONS 少年名探偵 虹北恭助のハイスクール☆アドベンチャー 新装版 上
2025年01月28日(発売日はお住まいの地域によって異なります。)
伊吹亜門、推薦!
虹北商店街で恭助たちに出逢い、一緒に謎を解いたあの日から、私たちは今も変わらず赤い夢の中にいる。
少年少女を本格ミステリの世界へ導いた、青春ミステリの金字塔が復活!
わたし、野村響子。
虹北商店街に暮らす、花の高校二年生!
この虹北商店街の日常には謎がいっぱい!
ミステリ研究会の部長からの恋の(?)挑戦状。
幽霊のように忍び寄るストーカー事件。
歴代江戸川乱歩賞受賞作の感想に隠された暗号。
巻き起こる不思議な不思議な謎・謎・謎!
でも、そんな謎を立ち所に解決してくれる魔術師がいる。
虹北恭助──わたしと同い年の幼馴染みは、
今日も古書店・虹北堂で店番をしているのでした────
*著者プロフィール
はやみねかおる
ジュブナイルミステリ作家。1964年、三重県生まれ。小学校の教師となり、本嫌いの生徒たちを夢中にさせる本を探すうちに自ら小説を書き始め、1989年に『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選。翌年、同作で講談社わくわくライブラリーからデビュー。以降は〈名探偵夢水清志郎事件ノート〉シリーズ、〈怪盗クイーン〉シリーズ(講談社青い鳥文庫)、〈都会(まち)のトム&ソーヤ〉シリーズ(YA!ENTERTAINMENT)など、児童書レーベルでミステリを中心に作品を手がけ、子どもたちから人気を集め続けている。とくに平成(1989~2019年)生まれの世代にとっては「小説/ミステリを読む楽しさを教えてくれた作家」の筆頭であり、小説界/ミステリ界に絶大な影響を与えてきた。本作『少年名探偵 虹北恭助の冒険』から始まる〈虹北恭助〉シリーズは、新本格ミステリムーブメント(1989年〜)の熱気が受け継がれ、当時新設の小説新人賞・メフィスト賞(1996年~)から異彩を放つ作品群を輩出していたレーベル・講談社ノベルスにて、2000年に刊行がスタートする。