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新刊案内 | Publication

星海社新書 甲子園50年戦記 高校野球の勢力図はなぜ塗り変わるのか?

発売日 20250318(発売日はお住まいの地域によって異なります。)

金属バットの導入で何が起きたか?


1970年代までの甲子園は、公立校が私立校に対して互角以上の成績を収めた時代だった。しかし、2000年以降、夏の甲子園大会で、公立校で優勝したのはわずか1校にとどまり、準優勝も1校のみで公立校はなかなか勝てなくなった。このような智弁和歌山、大阪桐蔭、常総学院、明徳義塾などの強豪校が台頭する私立優勢の時代は、どのようにして始まったのか。1974年に金属バットが導入されたことが、高校野球の競技環境にどのような影響を与え、私立優勢の時代をもたらしたのか。球史に名を刻む名勝負を通じて、半世紀にわたる甲子園の勢力図の変遷を探る。


*著者プロフィール

大島裕史 スポーツライター

1961年東京都生まれ。明治大学政治経済学部卒業。出版社勤務を経て1993年?1994年ソウルの延世大学韓国語学堂に留学。同校全課程修了後日本に帰国し文筆業に。『日韓キックオフ伝説』(実業之日本社のちに集英社文庫)で1996年度ミズノスポーツライター賞受賞。著書に『2002年韓国への旅』(NHK出版)、『日韓サッカーのすべてがわかる本』(スリーエーネットワーク)、『誰かについしゃべりたくなる日韓なるほど雑学の本』(幻冬舎文庫)、『コリアンスポーツ〈克日〉戦争』(新潮社)、『魂の相克?在日スポーツ英雄列伝』(講談社)がある。また東京を中心に高校野球を取材し、各媒体で執筆、解説をしている。

星海社新書

著者
大島裕史
定価
1300円(税別)
ISBN
978-4-06-539016-0
発売日
2025年3月18日
サイズ
新書判
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