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新刊案内 | Publication

星海社新書 中東紛争 イスラム過激派の系譜からガザ危機・シリア革命の深層まで

発売日 20250422(発売日はお住まいの地域によって異なります。)

混迷の中東情勢を読み解くポイントを総説する


中東はこの1世紀、抗争に次ぐ抗争によって混迷の中にある。そんな中東紛争の深層を、国際情勢を裏で動かす諜報機関と過激派組織から分析するのが本書である。モスレム同胞団を起源とするイスラム・テロ・ネットワークがアルカイダやイスラム国の誕生につながり、イスラエルのパレスチナ弾圧に抵抗するためファタハやハマスなどの武装組織が結成され、イラン革命政権は「革命の輸出」を掲げて中東全域のイスラム過激派を支援した。そして、これらの出来事は相互に絡み合い、複雑に影響し合っている。表面的なニュースや国際政治の建前だけでは分からない中東情勢を理解するための、インテリジェンス分析による中東論。


*著者プロフィール

黒井文太郎(くろい・ぶんたろう) 軍事ジャーナリスト
1963年生まれ。週刊誌編集者、『軍事研究』特約記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て軍事ジャーナリストとして活動する。ニューヨーク、モスクワ、カイロを拠点に海外取材多数。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(特にイスラム過激派)、日本の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。著書に『イスラムのテロリスト』『日本の情報機関』(以上、講談社)、『イスラム国の正体』(ベストセラーズ)、『プーチンの正体』(宝島社)、『工作・謀略の国際政治 世界の情報機関とインテリジェンス戦』(ワニブックス)ほか多数。

星海社新書

著者
黒井文太郎
定価
1250円(税別)
ISBN
978-4-06-539318-5
発売日
2025年4月22日
サイズ
新書判
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