2025年07月08日 更新
星海社新書 音響監督の仕事
2025年07月15日(発売日はお住まいの地域によって異なります。)
レジェンドが語る「音響監督」の黎明期から現代まで!
『鉄腕アトム』でアニメーションの世界に入り、1967年に『リボンの騎士』で音響監督デビュー。「音響監督」という言葉がなかった時代からアニメとともに歩み、音づくりの現場に立ち続ける著者が、いま音響監督の仕事を語る。本書を織りなす三つの〈音物語〉では「オーディション」や「アフレコ」、「声の芝居」といった役者たちが集う現場での考え方や、著者が関わった数々の名作の舞台裏、そして『鉄腕アトム』の頃の虫プロにまで遡る歴史が語られている。本書は、アニメを創り上げる数多くの人のつながりを記録する貴重なオーラルヒストリーであると同時に、アニメの音響の素晴らしさを次代に伝える一冊である。
*著者プロフィール
明田川進(あけたがわ・すすむ) 音響監督
1941年東京生まれ。株式会社マジックカプセル会長、日本音声製作者連盟理事。専修大学経済学科在学中の63年に虫プロダクションに入社し、67年に『リボンの騎士』で音響監督デビュー。虫プロ退社後、グループ・タックの設立に参加し、サンリオ映画部などを経て、自身が設立したマジックカプセルでの業務を本格的にスタートさせる。日本のアニメ黎明期から音の現場に携わり続け、音響監督を手がけた作品は『AKIRA』『銀河英雄伝説(OVA版)』『カスミン』『グイン・サーガ』など多数。