2025年11月07日 更新
星海社新書 日韓の古代史にはどんな謎があるのか
2025年11月18日(発売日はお住まいの地域によって異なります。)
古代日本を革新した渡来人の謎
朝鮮半島からの渡来人は古代日本に何をもたらしたのか? 渡来には四つの波があった。第一の波は弥生文化が日本に波及してきた時期だ。特に稲作において渡来人の技術が大いに活用された。第二の波は5世紀前後(応神・仁徳朝の時期)で、秦氏一族が土木技術などを持ち込んで活躍している。第三の波は5世紀後半〜6世紀前半で、仏教が日本に伝えられている。第四の波は白村江の戦い(663年)の後、戦乱を逃れた渡来人が大挙してやってきて、日本の各地を開拓した。これら古代日本の礎を築いた渡来人の移住・定着の経緯は不明な点が多い。そうした渡来人の足跡をたどりながら、本書は古代日韓交流史の謎に迫る一冊となっている。
*著者プロフィール
康 熙奉(かん・ひぼん) 作家
1954年東京生まれ。在日韓国人二世。韓国の歴史・文化・韓流や日韓の歴史交流を描いた著作が多い。『知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物』などの歴史シリーズはベストセラーになった。他の主な著書は『1冊でつかむ韓国二千年の歴史と人物』『朝鮮王朝「背徳の王宮」』『韓国ドラマ! 愛と知性の10大男優』『韓国ドラマ! 推しが見つかる究極100本』『宿命の日韓二千年史』『日本のコリアをゆく』『悪女たちの朝鮮王朝』『韓流スターと兵役』『マンガでわかる! 韓国時代劇のすべて』(共著)『韓国ドラマ究極ベスト選 史上最高の韓流傑作は何か』など。




