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新刊案内 | Publication

星海社新書 倭寇・人身売買・奴隷の戦国日本史

発売日 20211125(発売日はお住まいの地域によって異なります。)

倭寇・人身売買・奴隷の戦国日本史

日本人にとって、倭寇=略奪・拉致、秀吉の朝鮮出兵=残虐・捕虜連行のイメージはおなじみのものだが、本書を読むとそのイメージは一面的なものに過ぎないことがわかる。ポルトガル人の日本進出をきっかけに、ポルトガル商人は日本人奴隷を買い取り、海外に連行して売却した。それを禁止したのは、豊臣秀吉である。しかし、文禄・慶長の役(朝鮮出兵)がはじまると、戦国大名は朝鮮人を多数日本に連行した。逆に、「降倭」と呼ばれる朝鮮軍に投降した日本人将兵もいた。本書は、これまであまり語られてこなかった人身売買や奴隷売買など、戦国時代のグローバル化がもたらした「戦国時代の闇」というべき点を明らかにする。

星海社新書

著者
渡邉大門
定価
1100円(税別)
ISBN
978-4-06-526421-8
発売日
2021年11月25日
サイズ
新書判
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