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新刊案内 | Publication

星海社FICTIONS 牢獄学舎の殺人 未完図書委員会の事件簿

発売日 20240827(発売日はお住まいの地域によって異なります。)

犯罪計画書と化した〈解答編のない推理小説〉が解き放つ──虚構の密室x現実の密室!

〈マリア&漣〉シリーズの市川憂人が新たに繰り出すのは、本格ミステリの不可能犯罪が再現される世界!

虚実絡まる密室殺人の謎に挑む、学園本格ミステリ!


私立北神薙高校に通うミステリ好きの少年・本仮屋詠太は、校内で謎の本────『牢獄学舎の殺人』を見つける。

ある高校の音楽室/美術室/プールで発生する三連続密室殺人を描くその本格ミステリは、〈読者への挑戦状〉で締めくくられ解答編が存在していなかった……。

読み終えた彼の前に、謎の少女が現れて告げる。

「私は杠来流伽。溝呂木案件調査機構──『未完図書委員会』の司書よ」

彼が手にした本は、〈読者への挑戦状〉を解いた者が完全犯罪の手引書として使用できる「未完図書」の一冊だった!

詠太と来流伽は『牢獄学舎の殺人』が現実に再現されることを未然に防ごうとするが、やがて校内で本物の密室殺人が発生。

ふたりは虚実絡まる事件の謎を、解くことができるのか!?


*著者プロフィール

市川憂人

ミステリ作家。1976年、神奈川県生まれ。東京大学在学時、東京大学新月お茶の会に所属。第26回鮎川哲也賞を受賞し、2016年『ジェリーフィッシュは凍らない』(東京創元社)でデビュー。同作から始まる〈マリア&漣〉シリーズのほか、著作に『神とさざなみの密室』(新潮社)、『揺籠のアディポクル』(講談社)、『断罪のネバーモア』(KADOKAWA)、『灰かぶりの夕海』(中央公論新社)がある。

星海社FICTIONS

著者
市川憂人
定価
1600円(税別)
ISBN
978-4-06-536717-9
発売日
2024年8月27日
サイズ
B6判
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