2024年11月14日 更新
星海社新書 キーウで見たロシア・ウクライナ戦争 戦争のある日常を生きる
2024年11月26日(発売日はお住まいの地域によって異なります。)
ウクライナ在住16年の記者が語る「戦争のある日常」
ロシア・ウクライナ戦争に関して、戦局の展望やロシア軍の残虐行為、軍事支援、和平問題といった多くの人の関心事については多様な報道や論考が発表されてきた。しかし、その議論の狭間に、注目されない事実がある。ウクライナ国民が戦争下でどのように生活し、何を感じているかである。そんな「戦争のある日常」について、2008年から現地に暮らすウクライナ国営通信日本版の編集者が包み隠さず語ったのが本書である。空襲、物資、娯楽、徴兵、復興……過大評価でも過小評価でもない、生活の中にある等身大の戦争を知り、考えるための必読書。
*著者プロフィール
平野高志(ひらの・たかし)ウクライナ国営通信『ウクルインフォルム』日本語版編集者
鳥取県出身。2004年、東京外国語大学外国語学部ロシア・東欧課程ロシア語専攻卒業。2013年、リヴィウ国立大学修士課程修了(国際関係学)。2014年から在ウクライナ日本国大使館専門調査員、2018年よりウクルインフォルム通信日本語版編集者。ウクライナのキーウ在住。著書に『ウクライナ・ファンブック』(パブリブ、2020年)、監修書に『美しきウクライナ 愛しき人々・うるわしの文化・大いなる自然』(日経ナショナルジオグラフィック、2023年)がある。