Crew Interview

クルーインタビュー

星海社のような小さな組織が生み出したトピックが世間で大きな波風を起こした時の快感は言葉にできないものがあります。

築地 教介
築地 教介
星海社宣伝プロデューサー。1977年生まれ。東京都八王子市出身。凸版印刷へ入社以来、営業職を13年間経験。その後、出版というフィールドで自身を試すべく、ミニマムな組織で大胆に戦う星海社に2014年、合流。
  • 星海社新書『「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!』
  • 星海社新書『なぜオスカーはおもしろいのか? 受賞予想で100倍楽しむ「アカデミー賞」』
  • 画集『藤島康介デビュー30周年記念自選画集 僕と彼女と乗り物と。』

合流のきっかけ・これから手掛ける仕事

新卒時に出版社に絞って就職試験を受けたものの、見事にオール落選。少しでも出版に携われる仕事へという思いから大手印刷会社へ就職し、様々な規模の出版社を得意先とした営業職に従事してきました。間近で見る編集者や出版宣伝の仕事は刺激的で、編集者をメインに出版社のありとあらゆる方々と密に接し続け、「出版社で働くこと」を自分なりにイメージし続けてきました。

そのなかで、星海社の人材募集に出会います。知人から「全員フリーランス、未経験問題無し、携わるジャンルに縛りなし」の尖った会社があると聞いていた星海社です。直感で「ここだ」と思いました。1万人規模からわずか10人の組織へ、しかも当時36歳にして妻子持ち、正社員からフリーランスという立場になることを周囲からは「正気の沙汰ではない」と言われ、家族以外に賛同者はひとりもいませんでした。しかし巨大な組織のなかで、自分自身この先どのようなキャリア形成をしていくのかがまったくイメージできない状態でした。ならば切望していた出版社で働くことができ、環境を大きく変えるこの機会を逃すまいとチャレンジしました。いまの充実度からして、自分にとってあの時の判断はまったくまちがっていなかったと断言できます。

星海社では広報及び宣伝を担当しています。具体的には、ネット・テレビ・ラジオなど各種メディアとの折衝やPRコーディネート、SNS運用、書店との販促立案、イベント運営、日々の大小さまざまな問い合わせ対応など……正直、かなり忙しくしています。しかしこれらに日々関与している実感の大きさは、小さな組織であるがゆえに計り知れない充実感があります。「自分次第で様々なことを動かせる」というこの感覚は、大規模組織ではなかなか味わえません。

画展開催(イベント)と画集刊行(出版物)を同時に実現する企画や、作家と二人三脚で脚本から練り上げる朗読劇の開催などは、星海社がチャレンジし続けてきた、星海社らしさ溢れる企画です。自分自身、こうした企画をゼロから生み出してきた実績がまだ無いため、いよいよ勝負します。出版物を軸としつつ、それとは異質ななにかを掛け合わせた企画を生み出していこうと頭をひねっています。そして、わたし独自の業を興す!そこをひたすらに目指しています。

星海社への応募を検討している人へメッセージ

星海社のような小さな組織が生み出したトピックが世間で大きな波風を起こした時の快感は言葉にできないものがあります。それを実現、体感できるのが星海社の宣伝の醍醐味です。

ここを楽しめる方はぜひ宣伝としてご応募ください。また、私自身は広報及び宣伝担当ではあるものの、新書や画集など「編集者」として計21タイトルの実績も積ませてもらっています。形にしたいものを「編集者」として実現したいのであれば、それを大いに許容してくれる土壌が星海社にはあります。広報と書籍編集を堂々と行き来できる出版社は、少なくとも私はほかに聞いたことがありません。そして星海社には「企画会議」というものがありません。意思決定のスピードが速いため、企画を思いついたらその場ですぐに提案することができ、「やってみましょう」となれば決定まで辿りつくことができます。やりたいことがある人はいつでも、そして何度でもチャレンジできる。そういった野心を持っている方はぜひ応募してきてほしいです。個人的な思いですが、いま特に小説や漫画をこうやって宣伝していきたい、広めていきたいという想いとアイディアをお持ちの方、ぜひとも一緒に星海社をでっかくしていきましょう!

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